阪和自動車道わかやまICにほど近いところにある和歌山市中心部では数少ない天然温泉。毎分118Lが地下500メートルから自噴しています。 こじんまりとした造りの建物ですが、中は常連客でにぎわっています。券売機で入浴券を購入し、温泉へ向かいます。 内湯は、向かって右に24.6度の源泉。左側が加水して温度を上げた浴槽になっています。どちらも、真っ茶色のお湯で、入ると床も自分の手足も見えない状態。 源泉の方が濃い茶色。どちらももちろん非循環です。特に非加熱の源泉は、地下からパイプで直接送ってくる新鮮な温泉が楽しめます。少し冷たいけど、入ってみるべし。 露天風呂もあります。4人ほどが入れる大きさ。前の竹藪をわたる風を感じながらの入浴が心地いい。 露天は蒸気で沸かしているそうで、2割ぐらいしか加水していないそうです。内湯は半分ほど加水しているそうです。 温泉の表面にはカルシウムの膜がふわりと浮いています。毎日夜にお湯を抜いて換えるそうで、一晩かかって内湯と露天のお湯の表面にカルシウムの膜が張ります。それをぱりっと割って入るのは、朝一番の宿泊客だけ味わえる贅沢かな? 加温した暖かいお湯に3分、源泉に2分、を交互に3回入るのが花山流。 温泉ではありませんが、竹炭風呂(打たせ湯あり)・寝湯もありました。 |
源泉のところと、廊下には飲泉ができるようにしてありますが、くれぐれもぐびっと飲まぬよう(笑) 塩辛いだけでなく、マグネシウムで苦みがいつまでも残ります。 翌日に、肌がしっとりしているのが実感できる保湿効果の高い温泉でした。 最終入湯:2005年10月9日
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