(神戸市北区)
2001・9・9 閉館
(行った日: 2000年1月)
ほかほかよくあたたまるのは、さすが日本の名湯という感じです。冬場はいいけど、夏場は暑い。
温泉会館の浴槽は、2つ。透明な方は、白湯(温泉会館の人に聞くと、少しだけラジウム泉が混じってるんだそうです)で、もう一つが金泉です。
金泉は赤茶色をしています。わき出した時は無色透明ですが、空気中の酸素のせいですぐ赤茶色になるそうです。つかっていると、足元が見えないぐらいです。たまに薄いときもありますが。
「あつい湯」と「ぬるい湯」に分かれていて、「あつい湯」はもっぱら地元のおじちゃん.おばちゃんが愛用しています。あんな熱い湯によく入れるモンだなと思いますが、おばあちゃんによると、ぬるい方はたよんないんだとか・・。時々入浴している人が、自主的に長い木の棒でかき回しています。なにしろ湧き出てくるのはほとんど熱湯。そんな訳で、どちらもラジウム泉で薄めています。いわば、金泉とラジウム泉のブレンド温泉。
私たち観光客は、「ぬるい湯」につかってます。ぬるいといってもぬるくはないです。何年か前に、浴室内のしきりの場所を変えて「ぬるい湯」が広くなったので、よくなりました。浴槽は御影石でできているそうです。
外には、銀泉を飲泉できるところがありますので、一度味わってみてください。
灘五郎の新酒のかすと白味噌で豚肉と野菜を煮込んだ名物「金泉鍋」食べることもできます。(要予約)
温泉会館は、有馬の旅館の外来入浴とはまたちょっと違った雰囲気が味わえるところです。でも、土曜日曜日にはもうすごい人で洗い場確保も大変なので、できれば平日に行きたいところです。浴室内にはシャンプーはもちろん石鹸もありませんので、タオルからなにからすべて持参することをお忘れなく!(桶はあります。)忘れたときには、入り口のカウンターで売っています。
温泉につかった後、温泉街を散策してみるのもいいですね。温泉街の土産物屋さんをのぞいたり、喫茶で甘いもの食べたりすれば、ちょっとした旅行気分が味わえます。六甲山ハイクの後のお楽しみとしても賑わっているようです。土日はとても混雑しますので、できれば平日に行きたいところです。