神戸ルミナリエは、阪神大震災の犠牲者の追悼と復興への希望の意味を込めて1995年に始まったイベントです。毎年行っている私たちにとっては、すっかり冬のイベントになってしまいました。年末ぅっていう気分になると同時に、やはり阪神大震災の時のことを、いつも思い出します。 最初の年は、人もあまり多くなく、光の回廊の下で立ち止まって写真をとったり、のんびり歩いて光を見たりできたのですが(95年度入場者数約254万人)、最近は、そんなことはとても無理。押すな押すなのすごい人混み。特に、点灯の瞬間を見ようと思えば、1時間以上も前から出かけて行って、じっと待つのみ。冬に1時間も・・・寒そうって思いますが、おしくらまんじゅう状態で、ちっとも寒くないのです。 写真を見ていただけるとわかるのですが、毎年、デザインがちょっとずつ違います。イタリアから職人さんがやってきて、作業するそうです。 三井住友銀行前のルミナリエの入り口までずらっと人が列を作ります。電車の人は元町(阪神・JR)を降りると、会場がどこにあるかは人の波に着いていけばわかるかも? 三宮(阪神・阪急・JR)を降りて、三宮センター街を歩いていくのもいいと思います。 大丸の西側の南京町(中華街)もライトアップされていてきれいです。 光の回廊入り口の旧外国人居留地につくと、後は、通り抜け状態。「ガレリア」と呼ばれるアーチの下をくぐっていきます。ガレリアの起点には「フロントーネ」(光の玄関装飾)と呼ばれる豪華なアーチがあります。歩く長さは約270M。東京で行われるようになったミレナリオより少し長いそうです。 人が多いので、小さな子供さん連れの方は、肩車してる人も多いです。 ずーっと歩いて、最後光の回廊を抜けると、東遊園地(公園)にあがる坂がちょっとあります。ぜひ、そこで振り向いて見てください。光の美しさもさることながら、こっち向いてるたくさんの顔かおかお・・・なんだか不思議な光景です。 東遊園地には「スパッリエーラ」(光の壁掛け)があります。2000年は初めて完全な円のデザインになりました。入り口付近は込んでいますが、奥の方が空いています。園地内の全体を見渡すのはちょっと離れた方がいいのでしょうが、近くへ寄って、見上げてみるのもいいですよ。 東遊園地には募金箱があります。翌年のルミナリエを開催するための資金になります。もしよければご協力下さい。 それから、神戸市庁舎へ向かう小道のあたりは、食べ物屋台、おなかが空いた人には便利だけど、ちょっと雰囲気壊してるかなぁ。 このルミナリエ、 お年寄りや身体の不自由な方は、人の多さにちょっとたいへんかもしれません。1999年は、初めての試みで、開催日前日に、身体の不自由な方向けに公開がありました。予約などもいらなかったそうです。その後毎年も実施されています。。 ルミナリエ、雨の日はみなさん、傘をさすので、視界がぐっと狭められて、美しさも半減です。雨以外の日にできれば行った方がいいです。 |
もし一般の日に行くときには、遅い時間の方が空いていますのでおすすめです。曜日別別入場者数を見ると、月火水曜日までが、比較的空いているようですから、そこが狙い目かな?それに、遅い時間の方が絶対空きます。というのは団体さんがいなくなるから。 反対に午後8時頃までは、各地からわんさかやってくるバスツアーの人でいっぱいです。だから先に晩ご飯をすませてからの見学がおすすめ♪
それから、トイレはできればルミナリエを見に行く前に済ませておきましょう。簡易トイレしかありません。三宮センター街のサンプラザ・センタープラザやそごうなどがトイレスポットかな?ルミナリエを見た後は、そごうや神戸国際会館・神戸市庁舎など。 駐車場は有料駐車場がいくつかあります。国道2号線沿いなどに空き状況の案内標識があります。異人館のある北野の辺りの駐車場に止めて歩いていってもいいですが、あの辺りの道はやや狭く、駐車場の規模も小さいです。どこに留めても駐車場の閉鎖時刻に注意が必要です。 詳しくは神戸市道路公社ホームページで。
★神戸市庁舎の24階の展望室(三ノ宮駅南) ルミナリエ期間中は夜間開放しています。エレベーター待ちの人がたくさん列を作っていることが多いです。たくさん並んでいるように見えますが、エレベータは案外早いので、市庁舎入り口まで並んでいても、待ち時間は10分ほどです。上へ上がると、東遊園地や神戸の海側・山側の夜景がきれいに見えますので、時間のある方はぜひ、行ってみてください。 東遊園地を抜けて三ノ宮駅側に歩いたところにあります。 ★阪神大震災の記録 市庁舎の南側には震災の午前5時47分で止まった時計があります。見つけてみてください。 ★南京町 ルミナリエ会場西側の中華街。でも期間中は飲食店は人でいっぱい。 ★金山園・丸玉食堂 |