武奈ヶ岳

ロープウエイから琵琶湖が見えます
湖西道路の北側終点志賀から車で5分ほどのところに、比良山リフト・ロープウエイの乗り場があります。朝の9時から夕方の5時まで運行していますが、なるべく朝あがった方がいいと思います。

わたしたちは、朝の10時半頃乗り場に着きました。連休の快晴で登山には絶好の日和ということで、もう列ができていました。15分ぐらい並んだでしょうか。駐車場も乗り場から近いところからうまって行きます。

長いリフト
リフトに乗らず、下から歩いて行かれる方も少しおられました。途中、なんどかリフト乗り場を横切りながら上に上がっていくようです。
リフトは一人乗り。振り返ると、琵琶湖がきれいです。途中、「居眠りは危ない」なんていう注意書きもありましたが、ちょっと長いので眠くなる人もいるでしょうね。

リフト乗り場を降りると次はロープウエイに乗ります。リフトを降りた方は列を作って並んでいました。30人ちょっと乗れるロープウエーでしたが、この日は、満員。みんな背負っているリュックを足の甲の上に置くように指示されてそのように乗っていました。深い緑の谷や反対側には琵琶湖が美しく見えました。

ロープウエー乗り場を降りると、トイレをすませて、いよいよ武奈ヶ岳の頂上を目指します。ロープウエイ乗り場から広場に出ると、目指す武奈ヶ岳が遠くに見えます。

八雲湿原
まずは、八雲湿原へ。いったん、ずっと下っていきます。15分ほどで湿原に着きましたが、湿原は帰りに通ることにして、今度は、イブルキノコバを目指します。途中いくつか分かれ道もありますが、道標がしっかりしているので大丈夫です。20分ほどでイブルキノコバに着きます。

イブルキノコバからは、何度か丸太を渡してあるところも通りながら歩きます。下がぬかるんでいるところもあるので、足下はしっかりしたものがいいです。
林の中の木漏れ日の差す道を進んでいきます。途中、ちょっと急なところもあります。ステッキがあった方がなにかと便利です。

比良山最高峰の人気のある山なので、休日などは、登山客でいっぱいになり、登る人と下る人が交錯しているところもありますが、案外みんな譲り合ってマナーよく進んでいました。

頂上付近の尾根
★DATA
★お楽しみ
比良山最高峰武奈ヶ岳に登る
★所在地
滋賀県滋賀郡志賀町北比良
★問い合わせ先
比良ロープウェイ事業課 
077−596−0516(infor@hirasan.co.jp)
★料金
比良山リフトロープウエイ(往復)
おとな2000円 子ども1000円
★ホームページ
比良山ロープウエイ

最後の尾根道を上がると、いよいよ頂上に到着です。登った9月はススキが太陽の光できらきら輝いていてとてもきれいでしたイブルキノコバからの時間は50分ほどです。


頂上も人でいっぱい。武奈ヶ岳頂上の碑の前は、記念撮影を取りたい人の列・・・。豪華なお弁当を開いている人・お湯を沸かしてカップ麺とコーヒーの人、みんなそれぞれ様々に頂上で楽しんでいました。

眼下には美しい琵琶湖。反対側に目をやると、山々の美しい重なり・・。登ってきてよかったなと思える山です。天気の良い日には、乗鞍あたりまで見えるらしいのですが、山の名前はほんとにわからない私でした。唯一わかったのは、蓬莱山(琵琶湖バレー)スキー場のゴンドラがあるのでそれが目印になりました。
頂上で
帰りは、来た道を戻るのが最短コースですが、周回コースを取ることもできます。頂上でゆっくりしてしまったので、私たちは、来た道をたどりました。下りは1時間ほどで降りてきました。八雲ヒュッテ(トイレあり)のところから湿原の方へ周り、湿原の中の木道を通って行きました。

ロープウエイ乗り場では、またロープウエイを2台ほど待ちました。これが紅葉のシーズンになるともっとたくさんの人になり、整理券を発券することもあるそうです。リフトは待ちなく乗れました。

自分の体力に合わせて、乗り物を組み合わせて登山できるのもいいですね。登山のコースもいくつかありますので、長いコース、お手軽コースいろいろ考えられます。隣の琵琶湖バレーの方に縦走するコースもあるようです。

夕方の3時ごろ上がって来られる方も少数あり、軽装だったので湿原までで引き返すのかな?と思いましたが、せっかくですから、頂上までがんばって登ってみることをおすすめします。登り1時間30分、ちょっときついところもありますが、ゆっくり登れば大丈夫・・・かな?それでも、標高1214mの山ですから、必要最低限の食料・飲料と服装ででかけることはもちろん必要ですね。

★近くの温泉

帰りに朽木温泉てんくうに入ってかえりたかったのですが、電話してみると待ち時間が1時間。休日は待ち時間が長いようですので、事前に問い合わせをしたほうがいいようですね。