城崎温泉六湯めぐり (兵庫県城崎町)

温泉データ

橋の上から行った日 1999年9月ほか)

ずっと入りたいと思っていた鴻の湯に、99年9月のある日曜日、入ることができ、6湯めぐりできました。鴻の湯は、6湯の中で唯一露天風呂と駐車場があるところ。それだけに、一番人気で、夏お盆には、ずらっと入り口に人の列ができているのを見ました。それに、鴻の湯だけは、午後11時から午後2時まで休憩になっているので、せっかく行っても閉まっていたということもありました。
 念願の鴻の湯は、城崎で一番古い湯ということです。鴻の湯という名前の由来は、コウノトリが身体の傷を治していたということから発見されたということから名付けられたと言われています。落ち着いた雰囲気の露天風呂があり、のんびり入浴できました。(人が少なかったからです)
あの情緒を味わおうと思えば、夏場はさけた方がよさそうです。きっとあの広さだと、並んでまではいると、イモのこ洗う状態になります。

 一の湯は、99年11月にリニューアルオープンされました。実際の建物はまだ、見ていないのですが、改装イメージのイラストによると、城崎温泉のシンボルらしく、大きくきれいになったようでした.。洞窟風呂もあるんだとか。個人的には、あの昔ながらの、情緒のある建物、好きだったんですが・・。(お湯は熱かったけど)
 
 地蔵湯は、泉源から地蔵が発見されたことから、名付けられた湯です。地蔵湯の前に、由来が書いてあります。地蔵湯も数年前に新築されてきれいになりました。今では、打たせ湯や家族風呂などがあります。

 御所湯・柳湯・まんだら湯は、落ち着いた雰囲気の建物ですが順次立て替えて行っています。どの湯も中は、浴槽に無色透明のお湯がたたえられています。お湯は集中管理されているそうなので、どこに入っても同じです。かけ流しじゃないのがちょっと物足りない気がします。以前は浴室内に石鹸シャンプーなどはありませんでしたが、完備されたそうです。タオルなどは持参してください。城崎温泉の宿泊客は、旅館で貸してくれるかごを持って温泉めぐりをします。

 それぞれの湯には、

一の湯 合格祈願・交通安全(開運招福の湯)
鴻の湯 夫婦円満・不老長寿(幸を招く湯)
地蔵湯 家内安全・水子供養(衆生救いの湯)
御所湯 火伏防災・良縁成就(美人湯)
柳湯 子授安産(子授けの湯)
まんだら湯 商売繁盛・五穀豊穣(一生一願の湯)

というような御利益があるんだとか。

 一の湯の前の橋のたもとに、飲泉場がありました。無味無臭の透明だったように記憶しています。
 竹野に向かう道路沿いに温泉があるので、夏のシーズンは、車がたくさん通りました。道もそんなに広くないので、車に気を遣いながら歩くという感じでした。できれば、夏をさけたシーズンに、温泉街の情緒を楽しみながら、そぞろ歩きを楽しんでみたいです。

 2000年7月7日には、JR城崎駅横に7つ目の温泉「さとの湯」ができたそうです。露天風呂や各種サウナ・ジェットバスなどの浴槽を備えた、近代的なクアハウスといった雰囲気。料金は、おとな800円 子ども400円 営業時間は午前9時から午後9時 毎月第2・4木曜日が休館です。