「二度と行きたくないキャンプ場をひとつ上げよ」と言われたら、迷わずここを選びます。夏休み中で、東京都心から行きやすいこともあり、満員でした。当時は予約はできなかったので当日現地に行って申し込みをしました。
到着したのは午後3時頃だったと思うのですが、連泊のキャンパーなどで場内はすでにほぼいっぱい。500組収容と広いキャパはあるそうですが、地面のよいところを選ぼうと思うと、ハイシーズンには厳しそうです。
キャンプ場というより林間といった雰囲気で、設備も最小限。
なんとかテントを張るところを見つけ(タープは張りませんでした)設営しましたが、トイレに行くのも女性用は5分から10分は並ばないと行けないというのに、閉口しました。多人数が少ししかない水洗トイレを使うものだから、トイレは当然汚れてきたないこと。場内の奥の方のトイレは、くみ取り式で暗く虫も多くにおいもひどく怖かったので、ほとんど誰も利用していませんでした。炊事場も大混雑。おまけに、利用者のマナーが悪い。残飯がつまって排水が流れない。ごみもいっぱい。
シャワーを浴びるのも一苦労。30分は待ちました。
極めつけは、管理人が24時間常駐していないこと。受付時間を過ぎると管理人がいなくなるので、夜中になると、バイクや車に乗った輩がやってきて、ダダキャンで大騒ぎ。花火はあげる、大きな声で騒ぐ、もうたいへんでした。キャンパーの誰かがたまりかねて「静かにしろ!何時だと思ってるんだ!」と叫ぶと「何だとー。」と、もうすこしでけんかになりそうでした。翌日、その現場には花火の使いかすがいっぱい。管理している本栖湖観光協会も、夜間の状況は推察できそうなんだから、管理人を常駐させるなり、改善が必要だと思いました。(今はどうなっているのでしょうか?)
本栖湖畔ではいちばん広いというこのキャンプ場ですが押し寄せてくる人も多かったです。利用される際は、ハイシーズンや週末をはずしてのほうがいいと思いました。きっと、夏の一番混む最低の時期に出くわしてしまったと思いたいですが・・・。空いていれば、ひろびろレイアウトし放題の開放感あふれるキャンプ場でしょう。ただ、空きすぎていても怖いかも?
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★予約先 0555−87−2306 |
★所在地 山梨県南都留郡富士河口湖町本栖218
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★標高 910m |
★営業期間 4月1日から11月30日 |
★料金 1台 2500円 タープを張る場合は別途500円 |
★チェックイン 午後1時から午後5時 |
★チェックアウト 午前11時 |
★設備・貸し用具等
電源などなし |
★最寄りの温泉
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★買い物 スーパー萬屋 |
★ペット
可 |
★本栖湖
★富士山 |