燃料を使うキャンプ用品として、
シングルバーナーおよびツーバーナー、
ランタン、それから、ヒーターなどがありますが、
器具によって燃料が、ばらばらだと
何かと不便です。

というわけで、これらの器具を買う前に、
あらかじめ、燃料を決めちゃうことをお勧めします。

決めるにあたって、
各燃料には、それぞれ長所短所があります。
燃料によって使える器具も変わってきますので
特徴をよくつかんでくださいね。

■家庭用のカセットコンロ
家族4人分くらいの
ご飯や味噌汁を作る程度なら、
家庭用のカセットコンロで、充分できます。
最近は、火力が非常に強いコンロも販売されています。

長所:
取扱いが簡単で、 食卓で鍋やすきやきなどを行う際にも、
使用できます。火力調整も弱火から強火までOKです。

短所:
気温が下がると火力が弱くなり、
実用的ではなくなります。(10度以上が目安かな)
強い火力が必要な場合、不向きです。
あと、器具がキャンプ用でないため、あまりコンパクトになりません。

注意:
燃料の消費量が多いので、
カセットボンベがたくさん必要です。
3本セットのものが便利です。
純正品のガスを使ように、器具に記載されていますが、
異なるメーカーのボンベでも、同じ形なら、まず大丈夫です。

■キャンプ用のガスバーナー
家族4人分くらいの
カレーや煮物を作ったり、
ご飯を炊く程度なら、充分大丈夫です。

長所:
火力調整も弱火から強火までOKです。

短所:
気温が下がると火力が弱くなり、
実用的でなくなります。(10度以上が目安)
また、大鍋をかけるには、火力が物足りないかも。
テーブルでの使用するのは、難しいものが多いです。

注意:
燃料の消費量が多いので、
カセットボンベがたくさん必要です。

■ホワイトガソリンを使用するタイプ
火力が大変強力で、
10人分程度のパスタやそうめんでも、余裕で大丈夫です。
おでんや煮込み料理などの、
強い火力が必要な料理にも向いていますよ。

長所:
火力が十分。大鍋でも余裕です。
寒さは全く関係なく、普段と変わらず使用できます。
燃料の持ちが良いです。2泊くらいなら2リットル缶で、充分です。

短所:
弱火にはできません。
また、微妙な火加減調整も無理です。
バーナーで焚き火をしているくらいに思ってください。
燃料の取扱いはやや難しく、誤ると危険です。
また、ポンピングという作業が必要です。
これが、結構しんどい作業で、
初心者には難関かも・・・。

■お勧めの燃料種類
この中で、初心者の方へのお勧めは、
家庭用カセットガスか、キャンプ用のガスかな。
ガソリンタイプは、初心者の方には、
ちょっと取り扱いが難しいように思います。

将来、寒い時期のキャンプを目指してるのなら、
ガソリンタイプ購入を見越して、
今のところは、レンタル、又は家庭用カセットガスで
すませておくという方法もありますよ。
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