|
設営場所は、区画の決まった
オートキャンプ場では、決められた場所にしますが、
フリーサイトの場合には、こんなことを考えて決めてください。
■フリーサイトの場所選び
・トイレ、水道、共同炊事からの距離
すぐ近くではなく、ほどほどに近い場所が良いです。
人が集まる所は、自然に騒がしくなりますから・・・
・車の進入ができる場所からの距離も程良く。
サイトへの乗入れができない場合、遠すぎると大変です。
・サイト入り口や車が多く通る道の距離
適度に離れていれば、子供が走り回っても大丈夫です。
・樹木(高木)がありますか
夏は樹木の下だと、涼しくて良いですが、
広いフリーサイトの真ん中に、木が1本だけと
いうようなロケーションの場合、雷の危険があります。
・川原は危険なので、絶対に止めた方がいいですが、
川の近くの場合は、必ず、橋げたや大きな岩などから、
川の水かさが最も上がったときの水面が、どの高さかを調べて、
テントを貼る場所の高さは、それよりも上になるようにします。
・付近にがけが無いか
崩れないまでも、岩の落下はいつでもあります
・水に深く侵食された谷がないか
降雨時に突然大量の水が流てきたり、土石流などの危険があります
・岩場はないか
まむしやムカデの住みかがあります
|
|
|
レイアウトは、一番奥から、
テント・タープ(キッチン・テーブル)、
一番手前に駐車スペースというのが、一般的です。
まあ、絶対にこうでなければならない、というのは無いので、
景色が一番良くみえる、などの基準でも良いですね。
ここでは、レイアウトのコツをいくつかご紹介します。
■水路を見よう
テントやタープは、
雨の時の水路になる場所にならないように注意します。
ゴルフで芝と勾配を見る要領で、顔を地面に付けて
水がどう流れるかを見てください。
一段高くなっている箇所がある場合は、
テントをそこへ張ります。
■両隣のサイトも
例えば隣接サイトのタープから
テント内が丸見えになったり、
コンロや焚き火とテントが近づかないようにします。
両隣のテント・タープ・車の位置を想像しながら
レイアウトすると良いと思います。
そうすれば、境界を勘違いして
はみ出してしまう・・、なんてことも防げますし・・。
■テント
隣接サイトからの目や、
道路からの目に気をつけます。
また、自分や隣接サイトの焚き火の煙等も考慮します。
テントを向ける方向ですが、
風がびゅーっと吹いて、テント入り口からはいると、
テント内がほこりだらけになっちゃいますので、
風が吹いてくる方向と反対側に、入り口を向けましょう。
それから、よく車でサイト付近を通るとき
真正面にテント入り口があって、
中まで丸見えってこと、ないですか?
車の通り道から見て、
シェルターやテントの入り口が真正面になると、
車が通るたびに明かりが入り、覗かれている気分になりますよ。
■タープ
タープは、車が横付けできると、
荷物出し入れに便利です。
また、テント出入りの際に、張り紐がじゃまにならないようにしましょう。
風向きは、テントより風下が理想ですが、そんなにこだわる必要はありません。
■たき火、バーベキュー
これらは煙、火の粉、熱が出ます。
自分のサイトもですが、隣接サイトのタープやテント入り口に
煙が行かないような場所にします。
また、高熱でテントが溶けますので、接近した場所は避けましょう。
■危険!危険!
ガスバーナー、コンロ、焚き火などと、
車が接近しないようにしましょう。
車は熱すると燃えるガソリンをたくさん積んでいます。
関連して、燃料にホワイトガソリンを使用する場合の、
予備の燃料も、離しておきましょう。
|
|
|
キャンプだからといって、
別に、タープの中で食事をすることないんですよ。
森林や、芝生の中にテーブルや、シートを敷いて食べるのも
オイシイですよ。星空の下も良いですね。
特に、朝ご飯の時間帯は、
木陰が青空の下に長くのびていて涼しいですし、
蚊などの虫もほとんどいないので、お勧めです。
|
|
|
ぼくは、食料や酒の買い物は、
なるべくお世話になるキャンプ場の近く、
ということにしていて、必ず、キャンプ場の近くの店が
どこにあるのか、チェックしています。
キャンプ場って、
その地域の振興のために設置されているケースも多くって
その周りで少しでもお金を使えば、結果、キャンプ場も長続きするんです。
・・・と思う。希望もありますが(笑)
まあ、そのような、勝手なことを考えて実践してます。
「そんな田舎で思うように買い物できるの?」
大丈夫です。
地元の方々は、そこで買い物して
飲み食い生活してるんですから、必ず一通りのものは、あります。
それより野菜なんかは、
都会のスーパーでは絶対に手に入らない新鮮なものが、
安く売られてることだってありますよ。
もし良かったら、お店の場所を調べて、
食料はキャンプ場の近くで買い物をしてあげてください。
あ、ただひとつだけ、注意!
経験上、キャンプ場付近の店では、
肉魚類だけは、思うように手に入らないことがありますので、
買っていく方が無難かもしれません。
|